Oracle Master Bronze DBA 12c (1Z0-065)試験、受験して合格しました。
勉強法を少し間違って遠回りしたので、合格するための(個人的)ベストな方法を紹介します。
オラクルマスターブロンズ。この肩書を得るためにはSQLとDBAの2種類の試験に合格しないといけないそうです。上司に「受験します!」って宣言してから知りました。
新卒で職場に配属されて間もない中、まずはDBAの方を攻略することにしました。
結果
事前知識:ほぼゼロ
勉強期間:1.5か月
総勉強時間:約70時間
本番正答率:81% (70%で合格)
一発で合格しました。
ただ、一ヶ月でサクッと合格するつもりが、思いのほか苦戦してしまいました。
通勤時間とかも入れてダラダラ勉強していたので、集中すればもっと短い勉強時間で合格できたと思います。
やったこと
①黒本を2周する
よくわからないまま、まずは問題集を開始。
1周で要点を掴み、2周目で暗記……
のはずが、2周してもいまいちピンときませんでした。
後から知りましたがこの黒本、口コミを見るとあまり評判が良くありませんでした。
どうやらOracle初心者の人は、解説が充実している白本を購入した方が良かったようです。
手ごたえが掴めないまま、一ヶ月が経過してしまいました。
②ping-tを完璧にする
黒本攻略を諦め、焦りを感じて新たに始めたのがping-t

web上で問題演習ができるサービス(有料)なのですが、このサイトが非常に優秀でした。
・問題数が多い
・自分の理解度が金、銀、銅で一目でわかる
・どこでもサクサク解ける
・解説が充実している
ということで、学習効率が一気に上昇しました。
半月ですべての問題を2回連続で解けるようにし、さらに各問題の解説も読み込みました。
ここでようやく、Oracleサービスの要点が掴めるようになってきました。
③模擬試験
最後に総仕上げとして、
・黒本の総仕上げ問題
・ping-tの模擬演習モード
を解いてみました。
結果は、
黒本 65%
ping-t 90%
でした。
黒本での正答率が合格点に達しませんでしたが、ping-tを完璧にしていればいけるとの口コミを頼りに思い切って受験。
本番の結果は81%だったので、難易度の順番としては
pingt < 本番 < 黒本
なのだと思います。
試験感想
●テキストは黒本より白本。白本で理解→ping-tで問題演習→白本の模擬演習が恐らくベストの流れ。
● ping-tを完璧にするだけでもたぶん受かる。ただし本番は少しひねって出題されるため、解説を隅々までよく読んで頭に入れておく必要がある。
●ping-tの合格体験記も参考になる。あと、youtubeで対策動画があがってたりもする。
●試験日は自由に決められるけれど、敢えて早めに申し込んでおくと勉強が捗る。(予約日の変更忘れ注意)
●本番は分からない問題でも、意外と消去法でなんとかなる。選択肢を右クリックすると候補が消えるという隠し機能あり。
●自分の場合は、『あてはまるものを全て選べ』というような問題は出題されなかった。必ず『○○個選べ』との指定があった。
●本番でもうダメだと思っても最後まであきらめない。ケアレスミスの確認や記憶を掘り起こす作業をギリギリまでする。自分の場合、正直落ちたかもと思ったが、ふたを開けてみれば正答率8割を超えていた。わからない問題でも、消去法で2択にまで絞れれば5割の確率で当たっているはず。
以上です。
次はBronze SQL 基礎I の対策をしようと思います。
【追記】合格しました。
